下町ロケットに見るマネジメント

私はあの「下町ロケット」において、ストーリーだけでなく、佃製作所の組織/マネジメントの素晴らしさにも注目しています。

方針
開発重視、品質重視という一本の軸が通っている

意思決定
佃社長中心に財務/営業/開発のトップが日頃から集合し、膝を突き合わせて議論し、最終的には社長が意思決定している。(=独断専行でも丸投げでもない)

経営企画/管理スタッフ
銀行出身のスタッフが非常に優秀である。(視野、論理性、行動力等)

トップと現場のコミュニケーション
・トップと現場の距離が近い。
・トップ自らが当然のように現場を歩き回り、社員の声に耳を傾けている。
・社員食堂でのプチ飲み会が日常から開催されている。

中長期課題と短期課題のどちらにも偏っていない
開発=中長期的な金看板創り、営業:短期キャッシュフロー確保、常に両方の目線で会社が議論されている。銀行出身のスタッフがそれらの橋渡しができている

佃製作所のさらなる成長のために強化すべきと考えたこと(大きなお世話ですが・・・)

  • 知的財産権戦略
  • 開発&営業のオーバーラップ機能
  • ビジネスサイクルの浸透 、「数年前に資本投下して開発した製品が現在の金のなる木(営業の売り物)になっている」ということを全員に浸透する

いずれにせよ、佃製作所の意思決定/マネジメント・システムは素晴らしく、多くの企業のお手本にもなるものです。佃製作所の中期経営計画策定をサポートしたいものです。