資本政策支援

経営計画の策定にあたっては、資本政策を決して無視することはできません。

経営の成果の積み重ねはバランスシートに現れるものであり、弊社は中期経営計画のターゲットもバランスシートの結果に求めるべきと考えます。そして、そのターゲット迄の道筋の一つが「事業」であるとすれば、資本政策ももう一つの重要なターゲットへの道です。いわばトンネルを双方向から堀進めるように、事業計画と資本政策は経営計画の両輪として位置付け、並行して計画化/実行する必要があります。

株式公開/上場を目指しておられる会社、M&A戦略を計画されている会社、事業承継を計画されている会社等々、資本政策なくして経営計画は成り立ちません。

弊社は、まずは企業価値評価/株式価値評価からスタートして、クライアント企業およびオーナー様の立場を最優先に、資本政策の策定を支援いたします。

資本政策のポイント

事業計画とシンクロした青写真を作る

⇒ 資金需要、株価、時価総額等は、すべて事業によるものです。事業計画を前提にしない資本政策は、絵に描いた餅にすぎません。また、事業環境が変われば、資本政策も見直していく必要があります。

全体の青写真を作った上で、個別スキームを検討する

⇒ 全体の青写真がないままに、当座対応や個別スキームに走ってしまうケースを多く耳にします。資本政策の施策の多くは、一度実行すると修復不可能なものが多いです。「こんなはずでは・・・」ということにならないためにも、青写真に照らし合わせて施策を熟慮する必要があります。

最適解を導くためのシミュレーションを行う

⇒ 資本政策においては、トレードオフの課題が多く存在します。また、目標に応じた正解は決して一つではなく、複数存在します。トレードオフの解消と最適解への到達のためには、試行錯誤のシミュレーションが必要です。

慎重な決断と実行をする

⇒ 資本政策の施策の多くは、一度実行すると修復不可能なものが多いため、あらゆる影響分析をした上で、慎重な決断と実行が必須です。

 

資本政策の進め方

1.事業計画の確認
前提となる事業計画を確認します。とりわけ利益額は株価の基礎になる重要な指標です。

2. 資本政策の目標設定
資本政策に関連する目標を設定します。事業計画(特に当期純利益)とシンクロさせることが重要です。

3. 資本政策施策の検討




4. シミュレーション
ワークシートを活用して、シミュレーションを行います。


※ 資本政策策定支援コンサルティングは中期経営経営計画コンサルティングのオプションとなります。詳細はお問い合わせください。

また、弊社は事業承継支援コンサルティングも行ないます。詳細は下記サイトをご覧ください。

弊社が運営する事業承継支援サイト

事業承継支援コンサルティング